TAPTITE® スレッドローリングファスナーはマシンねじに比べ、締結性能とコスト削減において大きなメリットを提供します。ここでは、TAPTITE®ファスナーを使用することで、製品の組立てにおけるファスナーによる締結効率を即座に改善できる方法をいくつかご紹介します。
TAPTITE® ファスナーは、マシンねじ締結に必須のタッピング工程を完全に排除することができます。その結果、タッピングとそれに関連するすべてのコスト(切粉除去・ゲージング等)が削減され、さらにそれらの工程を実施するためのコストや部品も不要になり、アセンブリに関連する劇的なコスト削減につながります。
TAPTITE®ファスナーは、アセンブリのハウジングまたは相手材に直接ねじ込みます。これにより、アセンブリから外付けナットとワッシャが取り除かれ、締結部のコストと重量の両方が節約されます。
すべてのTAPTITE®製品の軸断面は優れた耐振動緩み性能を内蔵したTRILOBULAR™形状を採用しています。その結果、緩みを防止する為にマシンねじに追加していたロックワッシャーやケミカル製接着剤・グリップ剤等はもはや必要ありません。
これらは、TAPTITE®ファスナーが締結性能を向上させ、アセンブリのコストを削減する多くの方法のほんの一例です。より包括的なリストについては、タッピングコストを削減する54の方法をご覧ください。