注記: TAPTITE II® は旧製品です。現在は TAPTITE® PRO™ ファスナーに置き換えられました。
2~3ピッチの鋭い頂を持つめねじ成形用ねじ山を備えた TAPTITE II®スレッドローリングファスナー
TAPTITE II®スレッドローリングファスナーは、TRILOBULAR®形状の軸断面がめねじ成形時の摩擦を低減し、さらにロッキングファスナーの要求レベルを超えるプリベリングトルクによって、最も重要な耐振動ゆるみ性能を発揮します。
TAPTITE II®ファスナーの設計に使用された TRILOBULAR® の技術原理によって、M1.6からM24までの全てのサイズとピッチで効率的なめねじ成形性能を発揮します。他の多くのタッピングスクリュー製品で実際に製造されているのはM5サイズまでで、M24というサイズまで製造可能な製品はTAPTITE II® スレッドローリングファスナーだけです。
なぜTAPTITE II®はTAPTITE®ファスナーを超えたか?
以下の目的で設計されたTAPTITE II® スレッドローリングファスナーは、ファスナーメーカーとエンドユーザーの両方にメリットをもたらします。
- より一貫性の高い製品を提供するために、より効率的な製造方法と工具の設計を提供する
- 現在の最新のファスナー製造工具・装置の機能を利用し、今日の市場の要求品質と統計的工程管理手法を適用可能なものとする
- 初代 TAPTITE®ファスナー及び他のすべての競合製品と比較して、より安定したトルク性能を発揮し、ねじ込みトルクを下げ、さらにねじ込スタート時の推力を低くする。