FASTITE® 2000™ スレッドローリングファスナーは、極薄シートメタル材への締結問題を解決する複数の機能を備えています。

Fastite ねじ

この TAPTITE 2000® ファミリーの最新製品は、シートメタルへの締結時のめねじ剪断という基本的な問題に対処します。 又、板厚が薄い相手材の場合、ファスナーのセット時における直立性能や安定した締結性能も組み立ての難易度を左右するさらなる課題であることをエンドユーザーは認識しています。

CA タイプのねじ先:
小径の下穴に進入してシートメタルを上下方向に押し出しながらめねじ成形を行い、めねじの耐剪断性能を向上させます。

座面のアンダーカット:
座面方向に押し出された材料を吸収します。また、座面の接触面積が増えることで剪断耐性が向上します。

二条ねじ:
正対する位置からスタートする二本のらせんねじ山が、薄い板厚におけるめねじとの接触面を増加させます。また、直立した状態でねじ込みを始められるように、下穴とファスナーの位置を合わせます。

Radius Profile™ 形状のねじ山:
TAPTITE 2000® ファスナーで実証されているように、低いねじ込みトルクと高い破壊トルクを実現します。

TRILOBULAR™ 断面形状の軸部:
耐振動ゆるみ性能を発揮します。

座面セレーション (オプション) :
めねじ剪断やゆるみへの耐性がさらに向上します。

注記: EXTRUDE-TITE® 2000™ ファスナーは FASTITE® 2000™ ファスナーの一条ねじバージョンです。二条ねじによる設計が認められない場合に使用してください。

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