TAPTITE II®スレッドローリングファスナーは1990年の発売以来組立てコスト削減と締結性能向上という二つのメリットを業界に提供してきました。しかし、そのデビュー以来TAPTITE®ファスナーは数世代にわたる製造面と性能の改善を通じて近代化されてきました。もしあなたの組立て工場で現在もTAPTITE II®ファスナーを使用している場合は、最先端モデルのTAPTITE PRO®スレッドローリングファスナーが提供する利点を検討する絶好の機会といえるでしょう。
TAPTITE PRO®ファスナーは、従来のTAPTITE®製品に比べ、以下のような性能と工程の改善をもたらす技術の進歩を提供しています:
- 優れた耐振動緩み性能 - 接着剤やグリップ剤不要
- 人間工学的設計 – 低いねじ込みと推力が作業者負担を軽減
- 予測可能な破壊モード – めねじせん断からおねじ破断へ
- 優れた軸方向アライメントによる斜め噛み込み排除
- ねじ込みトルク耐破壊トルク比が高くより安全な締結へ
- より高いプリベリングトルクと改善されたトルク-軸力性能
TAPTITE® PRO®ファスナーは、独自のParabolic Profile™ねじ山形状が、低いねじ込みトルクで作業者の疲労を軽減し、振動ゆるみに対する優れた耐性を維持し、軸方向の引き抜き性能を向上させます。その予測可能な破壊モードにより、高価なダイカスト部品内部でのめねじせん断を防止します。TAPTITE PRO®ファスナーは、標準的なかみ合い長さで適切に使用された場合、たとえ過剰なトルクで締め付けて相手材内部でおねじ破断となっても、破断したファスナーはスクリューエクストラクターで素早く取り外すことができます。この設計改善は、引張強度やねじり強度の要件を犠牲にすることなく達成されました。
このメリットの価値は自ずと明らかです。今こそ、旧製品から最先端のTAPTITE PRO®スレッドローリングファスナーに切り替える絶好の機会です。