ライセンシーやエンドユーザーが困っている組立て問題の根本原因を特定・解決したり、将来の用途に適したファスナータイプを選択する際には、当社の技術スタッフがいつでも支援することができます。
当社にご連絡いただく時には以下の項目に関してできるだけ多くご確認ください。そうすることで当社の支援プロセスをより迅速に進めることができます。
- ファスナータイプは?
(例: TAPTITE 2000®、TAPTITE 2000® SP™など) - ファスナーの製造元、又は供給元は?
品質問題については、そのメーカーとのみ取組みます。
- ファスナーの熱処理は?
- ファスナーの表面処理は?
可能であれば製造図面を入手してください。
発生率は?(例: 5%、50%、100本中2本など)
嵌め合い深さは?
貫通穴 – ねじ先が穴の端から突き出ている場合。
相手材の厚さから、面取りや座ぐりの深さを差し引く
袋穴の場合
- ファスナーの長さから被締結材の厚さと面取りや座ぐりの深さを差し引く。
締付け工具の回転数(rpm)は?多段変速ですか?
締付けトルクは?
下穴のタイプは? (例: ドリル穴、鋳抜き穴、バーリング等)
下穴の直径は?
- 鋳抜き穴の場合は入口と底の直径も確認
これは新しいアプリケーションですか、それとも長く続いているアプリケーションですか?
ファスナー製造図面の日付は古くても、新しく製造を開始した可能性があります。
古いアプリケーションの場合、何か変わったことはありますか?例えば….
相手材
サプライヤー
- 材料の種類
- 表面処理、その他
ファスナー
- 表面処理の種類
- 摩擦係数安定剤の種類
- めっき
- 熱処理
このロットは特定されていますか?
- 他のロットに変更することで問題は解決しましたか?
当社に以下のアイテムをお送りください:
問題が発生したねじの現物(2~6本)
当社での試験用にそのロットのねじ
(最低25本、可能であれば50本程度)良品のロットがあれば、そのロットのねじ
(最低25本、可能であれば50本程度)。
可能であれば、試験用に下穴をあけた相手材。少なくとも20個の下穴があること。それが不可能な場合は、評価用に未使用の下穴のある相手材を1つ。
お問合わせ前に多くの確認事項がありますが、これらは迅速に問題を解決するためのみならず、当社スタッフのお問合わせへの対応時間を確保するために重要です。