背景
ケーブルテレビハードウェアのメーカーは、アルミダイキャスト製ハウジングへの回路基板の取り付けで、ウェーブソルダリング(噴流はんだ付け)作業中に回路基板の通し穴がはんだで埋まってしまう、という問題に直面していました。そしてやむを得ず取り付け前に別工程ではんだを除去していました。
解決策

とがり先形状のねじ先(CAタイプ)を装備した TAPTITE® スレッドローリングファスナーに変更した結果、とがり先形状のねじ先が通し穴のはんだを貫通しアルミダイキャストにめねじを成形することにより、はんだを除去する必要がなくなりました。
お客様のメリット
はんだを除去する別工程が不要になると同時に、ねじ込みトルクが低く抑えられたことで、組み立てラインでの作業者の疲労が解消されました。